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政治は今、国民に希望を提供すべき チャンスだ

新年を迎えて「百年に一度の経済危機が襲ってきている」と人は言う。

だが、日本の主要部分が灰塵となった、第二次世界大戦に比べたら大したことではないとカメは思う。たぶん、数千万人の命のやり取りに発展する気遣いもないようだ。

わが総理大臣は広島の原爆資料館や舞鶴のシベリヤ引揚者の資料館を見たことがあるのだろうか、原爆の被災者やシベリヤ抑留者と話をしたことがあるのだろうか。

さて、景気は気持ちの部分が大きい。

総理大臣が「百年に一度!」を連発し、国民の気持ちに冷水を浴びせておいて、支持率が伸びないと首をかしげている姿は、滑稽としか言いようがない。

マスコミも、大変だ「円高だ!」「トヨタが赤字決算だ!」「300人もの就職内定者が取り消しになった!」とから騒ぎして、これまた国民の気持ちを萎縮させている。

また、『セーフティーネット』に問題があるから消費が伸びないなどというのもトンチンカンな話で、老後や療養の不安や就労の不安は別次元で考えるべき問題だ。

資源を海外に依存する日本は「円高で、資源価格が下がった!輸入物価も下がった!よかった!よかった!」であるべきだし、「さすがトヨタだ!ここ数年毎年一兆円も投資を続けていたのに軽傷だねぇ」だろう。新卒の千人に一人が内定取り消しになったことが重大問題とは思えない。内定取り消しなど毎年発生している。一昨年は?昨年は何人が発生していたのか?マスコミ人は黙して語らない。

景気は確かに急速な落ち込みを見せており、この年末、実感する出来事がいくつも私の周りで起きている。

さて、景気は気持ちの部分が大きい。

総理大臣もマスコミ人も「大変だ!危機だ!」と狼少年を続けず、国民に希望を提供することを真剣に考えてほしい。

作家の村上某が「この国には何でもあるが希望だけない」と作中の少年に語らせたらしいが、今、求められているのは希望だとカメは思う。カメならば、未来への希望として少なくとも2つの国家プロジェクトを立ち上げるけどなぁ 麻生さん。

未来への希望プロジェクトその1 「JR東海が開発するリニア・モーターカー」に大規模支援をする。

JR東海は東京、名古屋間の2025年開業を目指して計画を立てている。投資額は五兆円である。この計画に政府も乗るべきではないか、ただし、条件は2020年開業と前倒しすることと、成田空港と関西空港まで延伸すること、延伸部分は無利子、50年分割払いで資金を提供する。

このプロジェクト効果は計り知れない。

既存計画が見込める、例えば大阪と東京、名古屋の時間距離短縮効果や新技術の海外への販売、関東・東海地震の対策などに加えて・・・

1.    成田・羽田・関空を1時間半以内で結ぶことで、ほぼ一体のハブ空港ができる。

関空と成田が、現状の羽田・成田間とほぼ同じ時間で結ばれる。海外からの旅行者だけでなく、日本人にとっても関空を使うか成田を使うか選択の問題になる。

東京でビジネスをする場合、フライト・スケジュールによっては成田より関空経由のほうが便利であることも起こりえる。もちろん、その逆もだ!

成田・羽田間も品川を経由して30分位で結ばれる。今の1/3の時間だ。

チェックイン・アウトの時間も鉄道のほうが飛行機より短くできる。

もちろん、海外からの旅行者は激増する。

2.    羽田や成田の発着枠が大幅に拡大する。

成田・関空間は一日約50便、羽田・関空間が一日40便そして羽田・伊丹間は56便の飛行機が飛んでいる。成田・伊丹間の飛行便を加えると一日150便超の飛行機が空港間を結んでいる。これを大幅に減らすことができる。

成田や羽田は発着枠が少ないため、空港拡張問題がいつも騒動の元になってきた。ただ関空・成田の両空港を一体的に運営すると、搭乗者の荷物を運ぶカーゴ便は増えると思う。

3.    首都圏、中京圏、関西圏の大深度地下大規模開発により土地の高度利用が進む。

成田と関空の地下にはリニアの操作場ができるだろう。しかし、そのことよりも大深度地下開発の技術革新がにより、大都市の地下開発が進み土地の高度利用を促進する。その最大のメリットは、三大都市圏それぞれがミサイルなどの核攻撃に対して、一般市民の誰でもが利用できる巨大シェルターをもつことになることである。

言うまでもないが、ヒーローはあくまで、JR東海ということでお願いしたい。

未来への希望プロジェクトその2「細胞研究の世界センターをつくる」

厚労省は、「わたしのしごと館」の処置に困って、民間のイベント会社に委託する方針のようだが、500億もかけた施設をつまらんことに使うより、ES細胞やiPS細胞、癌細胞などの総合研究施設に転換すべきだとカメは思う。

場所も京都と大阪の境にあり、関西の活性にも役に立つと思う。

ES細胞やiPS細胞の研究には、未来への希望がある。京都大学や大阪大学などが連携しているという意味でも関西中心に、世界中から科学者をかき集めた拠点を築くに相応しい立地ではないだろうか。

ES細胞やiPS細胞、癌細胞は共に、どのような臓器に成長して良いかわからないまま自己増殖を続けるという意味で同じ性質をもつらしい。つまり、万能細胞の研究は癌細胞の研究にも役立つという。ということは、厚労省の守備範囲ではないかとカメはおもう。他にも、旧労働省所管の施設で、厚生行政に転用できるものは積極的に転用して、医療や福祉に役立てることを進めてはどうか。

この分野は、世界中で研究が進んでいる。京大教授の「自己責任」では済まない。わが国だけでなく人類の未来にかかわってくる分野である。

iPS細胞の研究に3百億円ほどの予算を出すという報道を聞いたが、3千億円の間違いであると期待する。

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